WSL経由でLinuxファイルシステムにアクセスする

Windows Subsystem for Linux（WSL）は2.0がアナウンスされて注目が集まっていますが、FSDirWalkerからWSL経由でファイルシステムにアクセスする方法を紹介します。

現状では暫定的な対応になっていることに注意してください。Linuxファイルシステムのパスを直接入力しないと場所へ移動できない（ディストリビューションのルート以下のサブディレクトリへはファイルリスト上で移動できます）他、ファイル操作に対応してないコマンドもあります。

【使用法】
Ctrl+Gで移動ダイアログを表示し、NTオブジェクトネームスペースの形式でパスを指定します。

\??\UNC\WSL$\<ディストリビューション名>\

この部分までは大文字・小文字を区別しませんが、ルート以下はLinuxファイルシステム同様大文字・小文字を区別します。

例）Ubuntuのルート

\??\UNC\WSL$\Ubuntu\

例）Debianのルート

\??\UNC\WSL$\Debian\