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FSDirWalkerをSets対応にする方法 [ソフトウェア]

Windows 10のRS5向けに、(今のところ)「Sets」と呼ばれるデスクトップのウィンドウをタブでまとめる機能の評価が始まっています。

現在はまだ開発途中なので動作が不安定だったりしてまだまだなのですが、正式に搭載されることになるとアプリケーションそのものの操作性は基本的には変わりは無いものの、タブ切り替えに関係してデスクトップ全般の操作性に影響が出る(特にPCに慣れていないユーザーは面食らうのではと思いますが…)ため、動向に注目しています。

Win32のアプリケーションもSetsのタブに入れることができるのですが、ウィンドウのキャプションバーが通常の(一般的な)状態になっていないと有効にならない様です。現時点のビルドではリボンを使っているアプリケーションもSetsが有効になりません。Windows Ribbon Frameworkという標準のリボンフレームワークを使っていても同じで、Windows添付のペイントやワードパッドもSetsタブの仲間に入れません。同じフレームワークを使っているFSDirWalkerも当然Setsを利用できません。

しかし、WindowsエクスプローラのウィンドウはSetsを利用できる様になっています。
エクスプローラはWindows Ribbon Frameworkを使ってきた筈なので、エクスプローラ側での特別なSets対応や使用するフレームワークを変更していない限り、将来のWindows 10ビルドでは他のWindows Ribbon Framework使用アプリケーションもSetsを利用できる様になると予想してはいるのですが。

それでも、今の段階でFSDirWalkerをSetsのタブに入れて試してみたい。もしそういった要望がある様でしたらレジストリを操作する必要があるものの、リボンを無効化してクラシックメニューにすることで利用可能にできます。

それにはレジストリエディタを使って以下のレジストリキー下に値を追加します。
(恐らくこの記事の内容に興味を持たれる方であればレジストリエディタの扱いには慣れていると思うので、おなじみの警告をくどくどとはしませんが、注意はしてください(^^;)

HKEY_CURRENT_USER\Software\YamashitaSoftwareWorks\FSDirWalker DisableRibbon(REG_DWORD)=0x1

この値を設定してからFSDirWalkerを実行してください。一般的なWin32アプリケーションの様なUIになってSetsが有効になっているはずです。

リボンUIに戻す場合は、この値に0x0を設定するか、DisableRibbonエントリを削除してください。

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